今回は合宿免許を終え、教習所を卒業した後の流れについて解説します。
当記事の内容は2025年4月7日時点での情報です。今後、各種法令や規則の変更によって免許取得方法などが変更になる可能性もあるためご了承ください。
教習所卒業=即免許取得ではない
まず注意したいのが「教習所を卒業した=即免許取得」ではない点です。教習所を卒業して渡されるのが「卒業証明書」です。卒業後、運転免許センターに行き、適性検査と学科試験を受け、合格すれば免許が交付されます。この際、指定を受けている自動車教習所の卒業証明書を提出する事で技能試験が免除になります。
気を付ける事
第一に卒業証明書の有効期限は1年である点です。1年を過ぎると、再度卒業証明を取り直す(つまり、また教習所へ通わなくてはいけない)事になります。教習内容を忘れないという意味でも、早いうちに免許センターへ出向き試験を受けた方が無難です。
第二に学科試験に合格する必要があるという事です。学科試験は〇×方式で問題自体の難易度は高くないものの、100点満点中90点以上の正答が合格のために必要になります。そのためケアレスミスやひっかけ問題に引っ掛からないように注意してください。また、教本などを利用しよく復習しておきましょう。
第三に忘れ物をしないようにする点です。必要になるのが
- 本籍記載の住民票(コピー不可)
- 本人確認書類(マイナンバーカード、パスポート、健康保険証、学生証等)
- 免許申請用写真(縦3cm×横2.4cm、6か月以内に撮影した物)
- 卒業証明書(または検査合格証明書)
- 手数料分の現金
- 眼鏡やコンタクトレンズ(該当者のみ)
となります。ただし、免許センターによっては受付番号が必要だったり、社会情勢によって申し込み方法や必要な物が変わってくる可能性もあったりするため、自分が行く免許センターの説明を熟読し忘れ物が無いようにしてください。
まとめ
学科試験の難易度はそこまで高くないと感じましたし、万一落ちても再受験すれば良いので気落ちしなくても大丈夫です(ただし再受験は翌日以降の平日になる事と、卒業証明の有効期限は1年である点には念のため注意してください)。これは余談ですが、当時学科試験を受けて合格番号が発表された時に、自分の番号が無いと勘違いして一瞬青ざめました(まあ不合格でもそこまで落ち込まんでもいいし、自分が勘違いしていただけで実際はあったから良かったんですが)。
万一学科試験に落ちてもいいように、早めに免許センターに行く事さえ気を付けていればそこまで大きな問題にはならないと思います。
【PR】


